[肌診断]皮膚計測機器を用いて肌への効能評価を行っています
多くの方が健康診断や人間ドックといった健康チェックを受けていらっしゃいます。
では、お肌のチェックはいかがでしょうか。
弊社には、皮膚計測機器室があり、ここでは様々な機器で計測し、または、画像分析をして、お肌の状態を数値で、画像でチェックすることができます。
測定項目は、角層水分量、経皮水分蒸散量、皮膚粘弾性、皮脂量等です。
さらに、カメラと画像分析技術で顔のキメ、シミ、シワ、炎症、毛穴等の解析ができるVISIAも備えております。
また、肌のキメや鱗屑(リンセツ)の程度から肌の乾燥状態を観察するマイクロスコープもあります。
例えば、角層水分量です。
健康な角層の水分量は、角層重量あたり約20-30%と言われています。
お肌のバリア機能が低下すると肌の中の水分が蒸散しやすく、乾燥やシミ、シワなどの肌荒れが進みます。
化粧品の研究・開発において、素材や処方開発品の評価のため、この角層水分量を測定しております。
塗布前後の角層水分量の増加を確認することで、素材や処方開発品の水分保持力(保湿力)をヒトの肌で評価しています。
水分保持力を評価した化粧品素材をご紹介します。
各試験データは素材名をクリックするとご覧になれます。
バラ花びらエキス発酵素材 LACTIBIO®ROSE(ラクティビオローズ)
さらに、画像分析機器では、食品素材の皮膚への有用性を評価しています。
水酸化イソフラボンを有効成分とするUNIFINE®(ユニファイン)は、ヒト経口摂取による美肌試験を行い、その抗糖化作用によって、シミ、シワ、キメの改善傾向が確認されました。
また、米糠・大豆エキス納豆菌発酵物CELABIO®-F(セラビオエフ)では、茶色シミ(メラニン)と毛穴に有意な改善が認められ、キメや紫外線シミに改善傾向が確認されました。
このように皮膚測定機器類を用いて肌への効能を評価し、食品、化粧品素材や化粧品を開発しています。
ご紹介しました原料のサンプルや各原料配合のOEM企画品サンプルを用意しております。
お気軽にお問合せください。