OEM製造で実現!フレッシュレチノール化粧品をご紹介(動画あり)
美容成分として注目を集めるレチノールはビタミンAの一種で、シワやたるみの軽減などさまざまな美容効果があります。レチノール化粧品市場は、アンチエイジング製品の需要増加を背景に、一層拡大することが期待できます。
一方で、レチノールやその他のビタミンA類は光や空気に非常に不安定で、化粧品に配合された場合、酸化などによって分解されてしまいます。
このように分解が進むと、レチノール配合化粧品を使用しても、シワ改善効果は十分に得られません。
この記事では、レチノー化粧品の美容効果とOEM製造のポイント、OEMで製造可能なオリジナルのレチノール美容液とクリームをご紹介いたします。
レチノール化粧品の美容効果
レチノールは肌から吸収され、様々な肌悩みを改善する美容効果があります。ここでは、レチノール化粧品の美容効果3点をお伝えします。
- ターンオーバー促進作用
- シワ・ハリ改善
- ニキビ・毛穴悩みケア
ターンオーバー促進作用
レチノールはヒアルロン酸の産生を促進するため、ターンオーバーの促進が期待できます。
ターンオーバーとは、皮膚の生まれ変わる肌代謝のしくみです。およそ約6週間のサイクルになります。ターンオーバーが正常な肌は、古くなった角質が自然に排出され、肌の表面が滑らかに整えられます。肌のシミやくすみ、ニキビ跡なども代謝とともに改善され、肌の水分保持機能が高まることで肌に透明感が生まれます。
シワ・ハリ改善
レチノールはコラーゲンの生成やヒアルロン酸の産生を促進することで、シワやハリなど肌の悩みを改善することが期待できます。
ニキビ・毛穴悩みケア
レチノールは皮脂の分泌を抑える効果も期待できます。そのため、皮脂が原因の毛穴詰まりを減らし、ニキビの発生を予防する可能性があります。
また、毛穴の問題はさまざまですが、レチノールは皮脂の過剰分泌による開き毛穴、ハリ不足によるたるみ毛穴など、多くの毛穴の悩みに対して改善効果が期待できます。
レチノール化粧品をOEM製造するときのポイント
レチノール化粧品のOEM製造にあたって、知っておくべきポイントを3点お伝えします。
- 製剤化技術によるレチノールの安定化
- 肌タイプに対応したアイテム開発
- レチノール化粧品に配合するとよい成分
製剤化技術によるレチノールの安定化
レチノールは、光や空気、熱、酸などに対して弱く、非常に不安定で、化粧品に配合する場合には安定性向上のための製剤化技術が用いられます。もし、レチノールが分解してしまえば、塗布しても効果がなくなってしまいます。そのため、ナノカプセル化されたレチノール原料の配合や処方技術、酸素に触れにくい容器、包装による遮光などの工夫をします。このような工夫によってレチノールを分解させず、使用時までフレッシュなレチノールを保つことが重要です。レチノール化粧品のOEM製造にあたり、安定型レチノール原料や製剤化技術を持つOEM会社を選定しましょう。
東洋発酵は分解しやすいレチノールを安定化することに成功しました(特許第5695355号)。「OEMできるレチノール化粧品」では、東洋発酵がOEMで製造可能なオリジナルのレチノール美容液とクリームをご紹介しています。
肌タイプに対応したアイテム開発
オリジナル化粧品を作る際には、さまざまな肌タイプに合わせた製品開発が大切です。乾燥肌、普通肌、脂性肌、混合肌など、皮脂量に応じた最適な化粧品を提供しましょう。
乾燥肌の方には、保湿力が高く、しっとりとした感触のレチノールクリームがおすすめです。このようなクリームは、肌に潤いをしっかりと閉じ込めるのに効果的です。
普通肌や混合肌の方には、軽いテクスチャーのローションが適しています。これらのローションは、肌に負担をかけずに肌を保湿します。
また、脂性肌の方には、軽くてサッパリした感じのセラムやブースターが適しています。これらは肌にさっぱりとした使用感を与え、過剰な皮脂をコントロールするのに役立ちます。
レチノール化粧品に配合するとよい成分
レチノールは肌の代謝の改善が期待できる一方で、肌が乾燥しやすくなるという状態を招くこともあります。その点も踏まえて、保湿効果のある成分を配合することも大切です。
レチノール化粧品には、ナイアシンアミド、バクチオール、セラミド、ヒアルロン酸などの成分を配合することがおすすめです。
ナイアシンアミドはレチノールよりも低刺激で、シワ改善効果があります。レチノールがヒアルロン酸の生成を促進する一方で、ナイアシンアミドはコラーゲンの生成を促し、セラミドの産生を通じて肌の保水力を向上させます。2つの成分の組み合わせにより、シワ改善と肌の乾燥防止が期待できます。また、保湿効果は、レチノールによる肌への刺激を和らげることが期待できます。
バクチオールは天然由来の成分で、レチノールと同様の効果を持ちながら刺激が少ないことが利点です。シワやハリの改善、抗炎症作用、ターンオーバー促進により毛穴つまりやシミを予防できます。
さらに、セラミドやヒアルロン酸の保湿成分は、肌の水分を保持し、乾燥から守ることでレチノール使用時の乾燥や肌への刺激を和らげることが期待できます。
OEMできるレチノール化粧品
東洋発酵は、分解しやすいレチノールを安定化することに成功しました(特許第5695355号)。
レチノールと併用することで線維芽細胞増殖能・コラーゲン産生の相乗効果のあるCELABIO®(セラビオ)と組み合わせた2つのOEM企画品をご紹介します。
フレッシュレチノールセラムとレチノールリペアクリームの解説動画はこちら
※約3分のYouTube動画です。音声が流れます。日本語字幕でもご覧になれます。
資料:エクソソーム産生促進素材セラビオとレチノールを配合した化粧品OEM2品のご紹介
フレッシュ レチノール セラム
1か月の集中ケア美容液です。
熱や製剤中で分解しやすいレチノールを使用開始までフレッシュな状態で保つため、2室式容器を採用しています。
水に溶けやすい安定型ピュアレチノール、ナイアシンアミド、そしてセラビオを配合した集中ケア美容液です。シワの改善と皮膚のターンオーバー促進が期待できます。
レチノールリペアクリーム
不安定なレチノールを特許技術で製剤安定化に成功(特許第5695355号)。
お肌に届くまでフレッシュな状態が続きます。
CELABIO®とレチノールの併用による線維芽細胞増殖能・コラーゲン産生の相乗効果
CELABIO®(セラビオ)と、シワ改善の有効成分であるレチノールを併用することで、線維芽細胞増殖効果とコラーゲン産生量が大幅に増加することが確認されています。(特許取得済:特許第4945556号)
皮膚の内側にある真皮は、皮膚組織の主要部分であり、肌の本体といえる部分です。その真皮の70%をコラーゲンが占めており、コラーゲンは皮膚にとって重要な成分です。
しかし、コラーゲンは分子量が大きいため、そのままでは皮膚のバリア機能に阻まれて肌内部に届けることができません。そのため、CELABIO®(セラビオ)やレチノールのような肌内部に届き、コラーゲン産生を促進する成分を与えることが重要です。
植物発酵液のCELABIO®(セラビオ)はレチノールとの併用で、コラーゲン産生量が大幅に増加し、シワ・ハリ改善の効果が期待できます。
資料:エクソソーム産生促進素材セラビオとレチノールを配合した化粧品OEM2品のご紹介
おわりに
レチノール化粧品市場は、アンチエイジング製品への需要の増加に伴い、今後さらに拡大が期待されます。レチノール化粧品は、シワ改善だけでなく、ニキビ予防やターンオーバー促進によるシミや毛穴ケアなど、幅広い年齢層と用途に対応できます。
レチノールは光や酸素によって分解されやすいため、化粧品に使用する際にはレチノールを安定させる技術が不可欠です。この点で、東洋発酵はレチノールを安定させるための独自の製剤化技術を持っています。
レチノール化粧品、レチノールと相乗効果のあるオリジナル原料のCELABIO®(セラビオ)の化粧品にご興味がございましたら、東洋発酵へお気軽にお問い合わせください。